The Paperboy

The PaperboyThe Paperboy
Dav Pilkey(著)
ページ数:32ページ
語数:374語

新聞配達の少年と彼の犬とのつながりを描く静かな雰囲気の作品。全体をとおして一遍の詩のような味わい深い絵本です。

読み聞かせママたちの感想

新聞配達のおはなしで、はじめのページから最後まで犬の絵が入っているので、そこが気に入っているようでした。英語がわからなくても、絵で理解できたようです。

息子の英語力はまだまだなのですが、刻々とかわる時間帯の情景を思い浮かべることができたのか、お話しのストーリーがなんとなく、わかっていたみたいです。

夜空が好きな子供達なので、絵に引き込まれていきます。親子共にお気に入りです。

夜明け前のシーンとした気配と、ピリッと冷たい空気感が伝わってきました。7歳の娘にとっては、「こんな子供が朝からお仕事するの?」「お父さんとお母さんは働かないの?」と、そっちの方が気になったみたいです。

日本とは違い、小さな男の子が朝早くから働いてお金をもらうという現実が、子供たちには驚きだったようです。一方で誰もいない夜の世界を走り回る姿が神秘的で…そのアンバランスさに何度も何度も見入っていました。小さな男の子を心配してか、犬が一緒に回るのも微笑ましく、親子ともに大好きになった本です。

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