読み聞かせママたちの感想
リアルなようでいて幾何学的にも見える不思議なタッチの絵が本当に美しく、親子共々見惚れてしまいました。読んでいる途中「beastってどういう意味?」と何度も聞かれていたんですが「最後まで読んでみるから、どういう意味か想像してみて。」と言ってみました。読みすすめながら「Who is the Beast?」というと「誰もいないと思う。ぼく、beastってなんとなくわかった。」と答えたので、ちょっとびっくりしました。
絵と次のページにつながる物語の仕組みがわかると楽しかったようです。ヘビを飼っている息子はヘビとカエルのところで興味津々でした。
最初から最後まで絵の中に小さなカタツムリが隠れています。息子はそれを探すのに夢中で、内容はあまり聞いてくれなかった様な感じもしますが、ウォーリーやミッケが好きな息子にはかなりツボな絵本だったようです。
この絵本に動物の名前は出てきません。ただ「the beast the beast〜」というリズミカルな言葉で読者に想像を促して、絵で推理させていくという形です。絵もリアルで美しいです。最終的には森の生き物はみんな仲間なんだ、という終わり方には感動を覚えました。子どもたちにもその壮大さは伝わったようです。
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