Albert 3Lani Yamamoto(著)
ページ数:32ページ
語数:133語

ぼくは、いもうとより大きいけれど、空とくらべたら、ずっとちいさいよ。ぼくの大きさって、どれくらい?世界一みじかい哲学の本。

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朗読は舞台女優のファーリー・カデナさんが担当しています

読み聞かせママたちの感想

弟か妹が生まれて、もうおにいちゃんなんだから大きいでしょ。とお母さんに言われるalbert。ぼくの大きさってどんなの?蟻と比べたり、お花と比べたりします。

男の子が自分の「大きさ」について色々なものと比較しながら考えるお話。とても哲学的な内容で、4歳の息子はどこまで内容を理解しているのかわかりませんが、最近「もうお兄ちゃんだから~しようね」と言われる自分と主人公の男の子を重ね合わせている様子。気に入って何度も読んでいます。絵もとてもかわいらしいです。

語数も少なくシンプルな絵柄ですが、選ばれた内容と言葉でかかれていて、母は好感を持ちました。葛藤をしながらも最後の he always felt like Albert!に至るのは親として娘にも「そうあってほしい」と思いました。

絵本自体を楽しむのもよいのですが、これをテーマに、大きくなるってどういうこと?とか、お姉ちゃんになるってどういうこと?など、いろいろ考えを広げていける題材に使えると思います。